仕事は、効率的にこなし速く進めることは周囲からみても「優秀な」ビジネスマンとみなされる一つの要素です
すべての仕事を速く済ませる必要はありません
速くみせるだけで事足りることも知っておきましょう
パレートの法則
有名なパレートの法則は、成果の8割は重要な2割から生み出されることをしめしています
自分の仕事についても、この法則を意識してみると以下のような事があります
例えば、プレゼン資料はコンセプトや鍵となる伝えたい文章によってそのプレゼンの成否が決まります
プレゼン作成にかけた時間の中でコンセプトや鍵となる文章を考えるのにかかった時間は賞味二割
後は、そのためのプレゼン素材集めだったり、構成の見直しだったり、見栄えを良くするための作業だったりします
半分の時間で仕事を終わらせる
この法則を理解していれば、少なくとも今までの半分の時間で作成したアウトプットで、同様の効果を得ることは可能です
逆算する
仕事にかかる時間を時間の家計簿をつけることによって見積もれるようになっているならば、思い切ってその半分で同じ結果をあげましょう
切り捨てたり、過去の自分の仕事を再利用したりどうすれば半分にできるかを考えます
そして、最も大事なのは効果が薄いのに手間がかかる作業の削減です
やたらと凝った写真や図を探したり、アニメーションに凝ったりというプレゼンは、多くは手間の割に効果がありません
目的にもよりますが、投じる工数に対して本当にその価値があるかを見極める必要があります
期待値をコントロールする
例えば、そもそも凝った資料の作成をしてしまうのは、過大な期待を資料に対して持たれていることにあります
その資料を待っている人に対して、以下のことを予め確認しましょう
- 何がその資料でしりたいのか
- 何を満たせばその資料は充分なのか
その期待値を、確認したらその期待値を精査します
- 両立しない期待をもたれていないか
- 多目的過ぎる用途を想定されていないか
資料は、目的を絞り、読者を、絞り込んでシンプルに作るのがベストです
変に多目的なものを作るほどならば、目的別に資料を作る方が望ましいです
実は過大な期待をしているのは「自分自身」だったりします。
まずは、自分の仕事について、多大な期待をしすぎていないか(そのために、ものすごく壮大な何かを作ろうとしていないか)を自問しましょう
仕事を速く「みせる」技術
実は、仕事は速いだではなく、速く「みせる」技術も大事です
次は速く「みせる」為のコツを紹介します
概略でも全体像をまず作る
例えば、プレゼン資料の作成であれば、全ページを一旦作ってしまいましょう
もちろん、中身はまだほとんどない状態のはずです
それでも、全体像を、速く作ることでゴールイメージを持つことができます
そのゴールイメージをこの時点で上司や顧客と共有します
これが、仕事を速く見せる最大のコツです
上司の不安を解消すれば「速く」見える
上司(または、顧客)は、進ちょく状況が分からないことが最も不安に思っています
仕事を速く見せるとは、ズバリ細かい進ちょく状況を随時共有しながら仕事を進めていくことです
上司に限らす周りから仕事が遅いと見られる人の多くは、自分の仕事の進ちょく状況が周りに伝わっていません
逆に、あらあらの状態であっても、途中経過が周りに伝わっている人は仕事が速く見えます
特別な事情がない限り自らの進ちょく状況は、聞かれる前に知らせる行動をしましょう
仕事の期限見積もりを正確に行う
もう一つ遅く見える原因は、期限の遵守ができていない場合です
これは、過大にならない程度に当初の見積期限に余裕を持たせることで解消可能な方法です
要は、「仕事を速くみせる」とは、周囲の期待値を常にコントロールし続けることで「遅い」と感じさせないことなのです
以上 仕事を速くする技術と速く「みせる」技術についての記事でした
まとめ
− 仕事は速くする技術と速く「みせる」技術がある
− 速くする技術は、8割の成果を出す2割に注力すること
− 速く「みせる」技術は、期限見積もりの正確さとコマ目な進捗報告
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