仕事を効率的に行う上で、もっとも身近なツールである文房具については、いくつかのシンプルなルールを持っておくと仕事の効率化に繋がります。
本来は、仕事の効率化するために存在するはずの文房具ですが、使い方を誤ると逆に効率を落とす元凶になりかねません
多くの会社では文房具や仕事上必要なツール類は、提供されています
しかし、そうでない環境で働いている人も(私も含め)多くいると思います
【目次】
ペンにこだわりを持たない
ペンにこだわる方がいますし、書き味などで生産性が変わるという話をよく聞きます
事実、良いペンは書き味違うというのは、私でも実感しますしペンで長文の文章を書く職業であれば疲れないペンや書き味が心地よいペンにこだわるのは良いと思います
しかし、ビジネスを行っていく上でペンへのこだわりは、いつでも/どこでもペンが取り出せる状態にしておくことだと思います。
私自身は、100円ショップで買った10本100円という思いつく限り安いペンを常用しています
ビジネスだけではなく、プライベートで持ち運ぶバッグの中に、その10本セットを常に入れています(ビジネス用バッグ2個、プライベート用バッグ2個あわせても400円くらいの出費です)
ペンがなければ、何も書けません
アイデアやTODO、誰かの連絡先などを書く必要性はいつ発生するかわかりません
そんな時、ペンさえあればなんとかなります
アマゾンの創業時のアイデアはファミレスの紙ナプキンに書かれたという話は有名な話です
この逸話は、ファミレスの紙ナプキンに書かれたアイデアであっても、秀逸であればよいという話になっていますが、僕の解釈は違います。
ファミレスにいるような状況(そして、ノートやメモ帳を持っていない状況)であっても、ペンだけは持っていたからこの偉大なアイデアは日の目を見たのだと思います
実際、書くものさえ持っていれば、書く対象物(紙、紙ナプキン、コースターの裏、名刺等等)はなんらか周りに転がっているものです
ペンそのものにこだわりを持つよりも、いつでもどこでも(自分が行く可能性のある場所や持ってる可能性のあるもの)ペンが手元にある状態にこそ、こだわりを持つべきです
同様の理由で3色ペンなどを利用するのもあまりお勧めしません
色に意味づけを決めてしまうと、その色のペンがないと書くことに躊躇してしまうようになりかえってアウトプットを滞らせてしまうからです
ノートは無地のものにする
ノートについては、可能であれば無地のものを利用するようにしてしまった方が、発想は制約されず何かを書くことが出来ます
罫線等があるノートは無意識に罫線に沿って何かを書こうとしたり、後から見直したときに罫線に自分の書いた文字や図を妨げられて書いたり読み返したりする際にいらつく元になります
上記と矛盾しますが、ノートは無地のものを常備するようにしましょう
(もちろん、ぱっと何かをひらめいたときに、ノートがない状況であれば、こだわりません。私も、非常の際はコンビニ等で罫線付きのノートを購入することはあります)
書類は同一サイズに揃える
全ての書類は同一サイズに揃えることを徹底すべきです
かつては、官公庁はなぜか、A版ではなくB版の用紙を使っている例がありましたが、非常に混乱を招いていました(今はA版に統一されています)
例えばA4、B5の書類を混在させていると書類紛失等のリスクがあります
カバンや机の引き出しサイズに合わせて、A4を中心に考え、A5は、手帳などどうしても小さい必要のあるもの、A3は、書類を見る人の立場に立ったときに必要な場合のみとし、それ以外のサイズは利用しないように徹底すべきだと思います。
以上 簡単にできますがそれだけで業務効率化できる文房具の使い方に関する記事でした
まとめ
− 文房具の使い方で、効率は違う。ちょっとした工夫が必要
− ペンにはこだわらずたくさん持ち歩く
− ノートは無地の方が、発想が広がるし書くことに集中できる
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