仕事にかぎった話ではありませんが、同じ話を何度となくする方がいます
一見、時間の無駄に思えますし「その話もう聞きましたよ」といって打ち切ってしまいたくなることがあります
しかし、それでは問題の全てをかた付けるのはリスクがあります
同じ話が繰り返される状況の例
同じ人が何度も同じ話をされる
あれこの話聞いたことあるなという話が、同じ方から日をおいてとか、忘れた頃に繰り返される事があります
色んな人が同じ話をされる
特に仕事上で多い事ですが、色々な方にヒアリングやインタビューをさせて貰った時に、様々な人から同じような話をきかされることがあります
基本的な対応方法
原則は、初めて聞くときと同じ集中力で話を聞くべきと思います
間違っても、「あ、その話はもう聞きましたよ」と遮るべきではありません
その理由は以下のとおりです
- 新しい発見がある
- 相手の話したいという欲求を満たし、内容ではなく感情を読み取る
以下順に内容を解説していきます
新しい発見がある
何人ものインタビューをしていた際に同じ話が何度も出て来ることがあります
すでに誰かにその話を聞いたのであれば、出来ればその話をはすっとばして新しい話を聞きたいと思うことがあります。
しかし、私は原則同じと思われる話も最後まで聞きます
視点が違えば同じ話にもまったく違う原因が見えてくることはありますし、新しい情報が含まれていることは珍しくありません
これは、たとえ同じ人から同じ話が繰り返されたとしても同じです
前回の話に含まれなかったエピソードや事実、その人の原因分析など必ずといっていいほど新しい発見が含まれています
相手の話したいという欲求を満たし、内容ではなく感情を読み取る
特に同じ相手から同じ話を繰り返しされる場合、話の中身ではなく「なぜその話が繰り返されるか」を意識するべきです
一つは、その話の内容を理解されていないと相手が感じている場合です
ここで、重要なのは自分が理解しているかどうかはあまり関係がないということです
何度もその話をする相手は、その話の中に伝わっていないと感じている部分があるからです
その話に基づいた具体的なアクションが、相手に見えていないのかも知れません
自分が理解していることが相手の思っていることと違うんだと思います
この場合、自分の理解している内容をきちんと伝えて相手が納得する努力を行う必要があります
以上 同じ話を何度も行う相手に対してどのように対応すべきかについての記事でした
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